【練習レポ(4)】曲作りと音作り


気がつけば10月も下旬、信州はもうすっかり秋です
写真はかなでおんがいつも練習に使わせていただいている、あがたの森文化会館からみた公園の風景です
公園内には練習会場である文化会館ほか、講堂やひろーい芝生、池には水鳥がぷかぷか…となかなか和み要素の高い場所です。



さて、当ブログの更新は、基本的に主宰者のひとりであるDolaパートのユウコがつとめておりますが、「毎回同じような視点ではつまんないだろう」と思い、

練習レポートくらいは毎回くじ引きで決めてしまえ

とパート名の書かれたくじを用意して練習に臨んだのですが……

練習開始前に指揮者にひかせたら、なんと引き当てたのは『Dola』。。。この日Dolaパートは私ひとりだったため、必然的に今回もユウコがお送りしております。

ちなみにパート構成員が複数いるパートは、相談の上ブログ当番を決める…ハズでした。1名しかいないCelloとBassと指揮者は引き当てられた時点でブログ当番決定です

微妙に自作自演乙wな空気がイタイ中の練習です。
まず最初に、新しく決定したルーマニア民俗舞曲(B.バルトーク/伊藤敏明・編)を初合わせ。楽譜も当日配布でしたのでみんな当然初見ですが、有名な曲なので知ってる人もチラホラ。

7つの舞曲の旋律を用いて6つの部分で構成されています。

1.Jocul cu bâtă 棒踊り
2.Brăul 飾り帯の踊り
3.Pe loc 踏み踊り
4.Buciumeana 角笛の踊り
5.Poargă românească ルーマニア風ポルカ
6.Mănunţel 速い踊り

参考:Wikipedia-ルーマニア民俗舞曲-


棒踊りとか踏み踊りとかなんぞとは思いますが、どの曲も民俗色の濃い、親しみやすくも独特の雰囲気をそなえた曲集ですまた最後のふたつのテーマは人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」(テレビ朝日)でも使用されており、認知度は高めですね。

ふつうに弾いてしまえばなんてことはない曲なんですが、この曲の持つ独特の味わいを出すのはなかなか難しいと思われます。コンマスI氏の技量とセンスが大いに問われる曲目ですねDolaパートの私としては、この曲の不思議な香りのする和声にトリハダものの心地よさを感じます

そんなこんなで2~3回ほど通して練習しました。
余裕のある箇所は少しずつ曲想をつけてみたり、なかなか楽しみな展開です。

そしてこの日のメインは、第二ギリシャ狂詩曲 (N.ラウダス)
アタマからかなりこまかくこまかく指揮者主導のもと曲作り&音作りです。

音作り。

かなでおんは18名という少人数編成のアンサンブルのため、音の厚みというよりは響きでもって『聴かせる』演奏を目指しています。耳をすませばひとりひとりの音までも聞き分けられそうな人数での演奏なので、自分の音がどう響き、溶け合い、音色となって届くのか、を常に意識した練習が不可欠です。

「p」だから小さく(弱く)「f」だから大きく(強く)だけではなく、どういう響きをそこで表したいかを考えて練習しています……いますよねっ!!?

そういうことを意識しつつ、ギリシャでは特にところどころ出てくるフーガのような、各パートのおっかけのような箇所を練習。(ウチの指揮者はこういうところの音のバランス、すごくこだわるんです)

・他のパートが始まったら、すこし音色をやさしく、スラーなどをより意識する

など、一生懸命になりすぎない大切さをこんこんと説かれたのでした。
個人的なことですが、この曲の中盤以降、Dolaから始まるとかDolaのritで終わるとか緊張どころがちょこちょこ出てきます。不自然な音楽にならず、かつ、印象的なフレーズで耳に残るような音色目指して練習したいです!!がんばるぞー。

恒例、練習合間のヒトコマ

指揮者がK氏のCelloを奪って拝借して演奏指導。

Mandolinな面々…

画面中央部…んん~~~??

MさんのムスメSちゃん。こんな風に母をたくみに操って演奏させています(笑)

本日のMenu
===内容===
・ルーマニア民俗舞曲
・第二ギリシャ狂詩曲

===参加者===
Mandolin(1st):井上(雅)・井出・伊藤(恒)・松本 (2nd):山下(美)・山本・田中・小松
Dola:友成(ゆ)
Cello:久保田
Guitar:荻野
Bass:伊藤(悠)

※Mandolinに松本さんが新たにメンバーとして正式に加わりました



リンク集に『Saicenone~サイチェノーネ~』さん追加しました。


リンク集に岡山で活動中のSaicenone~サイチェノーネ~さんを追加しました。

今年発足の生まれたて団体さんです。
人数も15名と、かなでおんの境遇によく似た団体さんですね。

今後の活動に注目です

以下、ユウコのつぶやき

日本各地には本当にたくさんのマンドリン団体があります。
ホームページやブログを持っているところだけでもかなりの数ですので、実際にはもっとたくさんありそうですよね。
最近ではTwitterやFacebook、音楽系団体ではYouTubeなどのソーシャルネットワークの活用も盛んです。
これまでは演奏会に行くかCDでしかその団体を知りえなかったものですが、
最近ではこれらのツールを有効活用することで、団体の広報のありかたも変わってきましたね。

でもそんな便利なメディアがどんなに発達したとしても、
やっぱり直接コンサートを聴きにきてほしい
…というのがかなでおんの想いです。
聴衆あってはじめて完成する芸術ですから。

「ちょっと交通が不便なところだけどかなでおんの演奏会なら聴きにいくか

と思ってもらえるような団体になりたいですね。




【練習レポ(3)】定演曲目、半分決定&連休って怖い!!!!


まずはじめに、第2回定期演奏会の1部(前半)【予定】の曲目が決定しましたのでお知らせいたします

・組曲「スペイン」 (S.ファルボ)
・ガルダ湖の夕暮れ~六つの印象~ (P.キメーリ/石村隆行・編)
・ルーマニア民俗舞曲(B.バルトーク/伊藤敏明・編)
・第二ギリシャ狂詩曲 (N.ラウダス)

※曲順・構成については変更等の可能性があります。



かなでおんの演奏会は原則二部構成です。上記の曲目は前半部分の1部での演奏を予定しています
さてさて、こうやってつらっと並べると…?何か特徴が見えてきませんか?

…とかもったいぶるまでもないのですが、たまたま(?)ヨーロッパの国名や地域の名前が入った曲目が並んでいます選曲でメンバーから曲目を挙げてもらう段階で「国名ついてるの多いなー」とは思っていたのですが、先2曲(スペインとギリシャ)がモロだったので今年はこの路線でいってみようかということになった次第です。曲目を見る感じ、オシャレーにまとまっている感じですが、曲作りはまたしてもヘビー路線ですね4曲それぞれがもつヨーロッパの各地域の雰囲気の違いをどこまで演奏で表現できるか、どれだけ聴衆のみなさまに異国の情緒を味わっていただけるか。イタリア生まれのマンドリンという楽器の音色でヨーロッパ旅行な気分でコンサートを楽しんでいただければなぁ、と思います。乞うご期待

そんなこんなで新曲含めた練習が10/9()に行われたわけなのですが…
指揮者&管理人夫妻は前日川越マンドリンクラブさまの定期演奏会に賛助として出演していて、翌日であるこの日の午前中長野まで帰ってくる予定だったのですが……いやぁ、連休をなめてましたいたる所渋滞渋滞渋滞、しかも途中お祭り通行規制に巻き込まれたり、アウトレット開店待ちの行列に突っ込んだり、と通常3時間ほどの道のりを6時間かけての帰路となってしまいました……

というわけで、この日の練習は後半部分からの参加になりました同じく前日定期演奏会の岡谷マンドリンクラブとのかけもちメンバーもお疲れ様でした。

指揮者不在の前半部分はコンマスI氏の先導のもと、おもに組曲「スペイン」を合わせたり、だったようです。アンサンブルだと2&3楽章が合いにくいとのことでした。いろいろ『揺れる』部分ですので、たとえ指揮者がいたとしてもメンバーどおし『息を合わせて』曲を作っていくことが肝要になりそうですね。指揮にあわせるというよりは、感覚・感性をメンバーで共有して音楽を作り上げていかなくてはなぁ、と思います。スペインに限ったことではないですけどね。

後半は新曲のガルダ湖の夕暮れ~六つの印象~を初見で合わせ。超集中タイム(笑)みんなの譜面かじりつき写真をとっておけばよかった、とかいう私もかじりつきだったので撮れずじまいです。

1stはこまかい音符が多くてタイヘン(Soloを弾くコンマスはもっとタイヘン)、しかもこの曲はとてもキレイな音色を求められるので気が抜けませんね。2nd/Dolaあたりはいかに美しくハモって1stの旋律に花を添えられるか、またDola以下のパートはリズムを担う重要なパートでもあります。カンタンな音符の並びの楽章でも、このパートが腑抜けだとしまりがなくなりますね。Guitarは伴奏パートでありながら、1stにまけずおとらず美しい音色と情感が求められますね。

今後の苦労があっさり見えてきましたが、聴いている人の脳裏にガルダ湖が、そしてガルダ湖の見せる美しい情景が浮かぶような演奏を目指しましょう♪

というわけでおよそ練習日記になっていなくてスミマセン私としたことが写真が一枚もないなんてぇぇぇえ
次回はルーマニアの楽譜も配布できますので、また違った気持ちで練習に臨みましょう

本日のMenu
===内容===
・組曲「スペイン」
・第二ギリシャ狂詩曲
・ガルダ湖の夕暮れ~六つの印象~

===参加者===
Mandolin(1st):井上(雅)・小原・井出・伊藤(恒) (2nd):井上(靖)・山本・田中
Dola:友成(ゆ)
Guitar:荻野